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司会者ブログ

2023.01.30

ウェディングケーキに込められた"想い"

(司会:橋口 真由子さんより)

結婚式当日、披露宴会場はお花や食器、
テーブルクロスなどで美しく装飾されます。

ご列席のお客様は "披露宴のテーマ""新郎新婦らしさ"をもとに
考えられた会場内を見渡して目を輝かせ、
この後に始まるパーティを心待ちにします。

そして、会場内でも 特に存在感が際立つのは、
やはり"ウェディングケーキ"です。


ある日の ご披露宴でのこと。
メインテーブル近くに準備が整っている"ウェディングケーキ"に
気づいたお客様が「綺麗なケーキ!」と歓声をあげていらっしゃいました。

真っ白なクリーム上に、マジパンで作られたバラのモチーフが数個、
センス良く添えられています。
シンプルでありながら、可愛らしいバラの色合いが映えるデザイン。
実は、このケーキには新郎新婦らしい"想い"が込められていたのです。


「ケーキのデザインは、私が考えました」と、
司会との打合せで、少し恥ずかしそうに新婦が教えてくださいました。
プロポーズの際に、新郎からバラの花を贈られた
大切な思い出をモチーフにしたケーキ。
そしてさらに、バラの数にも意味を込められました。

ケーキの段ごとに
"新郎のご家族"と"新婦のご家族"の人数分のバラを寄り添わせ、
ケーキのトップには 新郎新婦にみたてた2輪のバラ。

「家族との絆も 私たちにとっての宝物です」と、
言葉にせずとも伝わる新郎新婦の"想い"が表現されていました。

ウェディングケーキの中に、
「新郎新婦の思い出」と「新しく繋がるご家族」のコラボレーション!
新婦のアイデアによって
世界にひとつだけのオリジナルケーキが誕生することになりました。


ケーキ入刀のシーンになり、司会から
このウェディングケーキの意味合いをアナウンスすると、
会場全体の雰囲気が ぐっとあたたかくなったように感じました。

お客様とご家族の優しい眼差しに包まれる中で、
新郎新婦のご入刀となりました。

その後のご披露宴は、
ファーストバイト後の"ご両親へのサプライズバイト"や、
新郎新婦それぞれの"中座"など、
各所にご家族が関わるシーンが盛りだくさん。

おふたりをよく知るご親族やご友人のお客様方も、
ご家族と並ぶ新郎新婦に笑顔いっぱいの
あたたかい祝福を送っていらっしゃいました。

"ウェディングケーキ"のデザインにも、
新郎新婦とご家族との"絆"を表現することができる。
そのように実感した ご披露宴でした。


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