2024.05.12
新郎新婦との再会で感じたこと
(司会:西井 和美さんより)
先日「記念日レストラン」の司会を担当させて頂きました。
「記念日レストラン」とは 新郎新婦が披露宴を挙げた会場で
ゆっくりと食事を楽しむ、まさにその名の通りのレストランです。
10数組参加いただいた中で私が担当させていただいたお客様が
3組来店されました。
レストラン開店前、まずお客様は思い出いっぱいのチャペルで
お写真を撮ったり、当時のことを思い起こしながら楽しいお時間を過ごします。
私はレストラン会場となる披露宴会場の前室でマイクを持ってスタンバイ・・・
お客様の姿が見えた瞬間に「おかえりなさいませ!」とご挨拶。
担当させていただいた新郎新婦は私のことを覚えているのか?と
少し心配するところもありドキドキの瞬間です。
でも、そんな不安は一瞬で吹き飛びました!
遠くから手を振って小走りで駆け寄ってくるおふたり・・・
「声を聞いて絶対西井さんだ!って思ったんです! 私たちのこと覚えてますか?
嬉しい! あとで一緒に写真撮ってください!」と・・・
こちらが恐縮するほど、感動のお気持ちが伝わってきました。
レストランも開店し、落ち着いたところで新郎新婦のお席へご挨拶♪
お子さんと一緒にご来店された方もいらっしゃり、嬉しいご報告も聞けました。
そしてびっくりしたのは、
皆さんが声を聞いただけで担当の司会者さんだ!と思われたことです。
「毎年、結婚記念日、喧嘩した時に結婚式のDVDを見てるんです。
ちょうど昨日も西井さんの声、聞いていましたよ!」とのお話もありました。
新郎新婦の人生の中でも大切な1日にキャストとして参加させていただいているんだなぁ・・
そしてこれから先もずっとおふたりの司会者として記憶から消えることはないんだなぁと思いました。
実は事前に担当したおふたりはどんな方だったのか、
当時の進行表やプロフィール紹介文を見直しました。
何年も前の進行表ですが、見ると不思議と当時のことが蘇ってくるんですね。
このシーンはこうだったな、とか、お打合せはこんな感じだったな・・と・・・人間の脳って凄い!
「香りと記憶は連動する・・・」って言われていますが、
私にとっては 「進行表と記憶は連動する・・・」ですね(笑)
「披露宴の司会ってとっても素敵なお仕事!これからも丁寧に新郎新婦と向き合っていくぞ!」
と改めて心に決めた1日でした