2025.10.30
チームワーク
(司会:飯塚 里香和さんより)
結婚式と聞くと、当日会場で進行を担う司会者の存在を想像される方も多いと思います。
確かに、司会者は新郎新婦につぐ注目を浴びる場面もあり、おふたりの想いを言葉で届ける役割があります。
しかし、私はあくまで"チームの一員"だと考えています。
結婚式には、本当に多くのスタッフが携わっています。
ウェディングプランナーや当日の進行を司るキャプテン、キッチンやサービススタッフ、カメラマン、音響・照明、メイクや着付け...。
準備段階から当日まで、チーム全員で力を合わせて動いています。
最近の新郎新婦は、 「今までお世話になったゲストへの感謝を伝えたい」 「主役は自分たちではなく、ゲスト」 と考える方が多いと感じます。
だからこそ、打ち合わせで伺った想いをチーム内でどれだけ共有できるかが、とても重要だと思うのです。
当日、司会者は会場入りすると、プランナー・キャプテン・音響と進行の読み合わせを行います。
曲のスタートのタイミング、扉・カーテンを開くポイント、余興時の照明の明るさ、急な欠席、親御様の体調など...
細かな情報を確認し合い、イメージをすり合わせます。
それぞれに担当はありますが、声を掛け合ってフォローし合うことで、より良い空気感が生まれる...私はいつもそう実感しています。
先日、こんなことがありました。
新婦のアテンドスタッフから、 「今日つけているネックレス、新郎からプロポーズの時にもらったそうです!
ギリギリまで悩んで、やっぱり今日つけたいって!」 と教えてくれました。
もちろん急遽コメントに追加。
その瞬間のゲストの輝く目、新郎新婦の照れ笑い...共有してくれたスタッフに心の中で「神!」と言ってしまいました。
また別の日、私はカメラマンさんにこっそり、 「今メインテーブルにいるお二人、実はキューピットなんです!撮ってあげたら喜びます」 と、声をかけたこともあります。
恥ずかしがり屋で目立つ演出は希望されなかったので、コメントで触れるのは控えましたが、大切な存在を残してあげたくて。
カメラマンさんがすぐに気付いて声をかけて撮影したとき、三人とも本当に嬉しそうでした。
結婚式に関わるスタッフは、みんな "幸せな瞬間" が大好き。
だからこそ、こうして連携しながら当日を過ごしています。
私は、そんなチームでつくるこの仕事が心から好きです。
「今日もいい結婚式だったね!」とスタッフ同士で言い合える瞬間は、最高の達成感。
これからも、新郎新婦とスタッフと共に、最高の一日をつくり続けたいと思います。