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司会者ブログ

2014.10.06

傘の花

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「傘の花」とでも言いましょうか...

以前、韓国ソウルの南大門市場で撮影した、傘専門店です。

間口約10メートルの店先にずらりと並ぶ色とりどりの傘たち。

今日は雨具必携!!

朝から台風情報に釘付けです。

皆様はいかがお過ごしでしょうか。

ブライダルMC奈良信一郎です。


結婚式のスタイルによっては、雨は天敵にもなり得ますが

そんな時こそプロフェッショナルな婚礼司会者として腕の見せ所なのかもしれませんね。

今おかれた状況でいかにゲストや新郎新婦を心地よくお過ごしいただけるか

ほんの少しでもいいから、知る限りの言葉で心を和ませられたら、MCとしての本領発揮ですよね(*^_^*)


そこで

「雨」「傘」にちなんだいろんなことわざや言葉を探してみました♪


●雨降って地固まる
主賓ゲストや親御様スピーチでも聞かれる、もっともポピュラーな言葉かもしれません。

●雨だれ石を穿つ(あまだれいしをうがつ)
軒から落ちる雨垂れも、長い間には石に穴をあけることができる。力は足りなくても、 根気よくこつこつと何度も繰り返してやれば、最後には成功するということ...だそうです。なんだか応援してくれる言葉にも聞こえますね(^^)

●狐の嫁入り
天気雨の時には狐の嫁入りがある、という俗言なのだそうです。まさにブライダルシーンのための言葉のようですね。地方によっては、「天泣(てんきゅう)」とも呼ぶそうです。天の恵みとは良く言ったものです!

●時雨
まさにこれからの時期、初冬にかけて降る雨で、ザーッと降ったかと思えばすぐにあがって青空になる雨のこと。雨後に広がる秋晴れのさわやかな夕景が目に浮かびます(^^)

●傘の花
タイトルにも使ってしまいましたが、実はそんな慣用句はないみたいです。ただ、歌の歌詞などに含まれる言葉のようで、詩的表現の方法の一つと言えます。カラフルな傘が街並みを染める姿がまさに大輪の花のごとく、という鮮やかな光景が想像できます☆


...調べてみたところ、もっとたくさんの言葉が出てきました。

大地の恵みであり命の源である雨。

きっと古来我々日本人が、雨そのものを忌み嫌うものではなく、風流として楽しもうとさえしてきた文化風習があったからこそだと感じました。

ブライダルMCも、ゲストに雨を楽しんでいただくほどの粋なコメントをお届けできたら素晴らしいですね(^^)

自戒です(-_-)