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司会者ブログ

2022.08.29

待ちに待ったウェディング

(司会:岡村 美早保さんより)

突如はじまったコロナ禍という
世界中の誰もが思いもしなかった世界。

その中には入籍をしたが、結婚式を断念することにした方や、
延期を余儀なくされた新郎新婦も多かった事だと思います。

つい先日担当したお二人もコロナ禍の為、
延期を何度もなさり2年越しで結婚式当日を迎えたお二人でした。

お二人は入籍当時、まだ結婚資金もなく挙式は挙げずにいらっしゃり、
お子さんが誕生し、新婦の「結婚式をしなかったら一生後悔するから」という思いで、
貯金もできたところで結婚式を決められました。

やっと結婚式をあげよう、いうところでコロナ禍が始まり、
延期を繰り返しやっと当日を迎えることができました。

当初、結婚式をする時には3歳だった息子さんは当日5歳。
「3歳では難しいかなぁ」と考えていたリングボーイ
逞しくバージンロードを一人で歩き
新郎新婦であるパパとママのところへ結婚指輪を届けてくれました。

ブログ写真.jpg

この日は人前式の司会も担当させていただいたのですが、
誓いのキスはお二人でお子さんを抱き上げ、
お子様の両頬にパパとママからキスのサンドイッチ
会場の皆さんが目を細めて息子さんを眺め
大きな拍手を送る愛らしいシーンでした。

お二人も「度重なる延期をしたけど、息子が大きくなって
パパとママの結婚式を覚えてくれている年齢で挙げられてよかったね」と、
とても嬉しそうでした。

披露宴の結びで 新郎は新婦にサプライズの花束を。
すでに入籍をしてから7年経っていた新郎から新婦への感謝のメッセージは、
やはり、すでに夫婦として7年も歩んできた重み愛の深さを感じる
素晴らしいものでした。
そして、今日の日を待ちに待っていたご両家のご両親の涙も
とても熱いものでした。

披露宴の後、お二人にご挨拶に行った際、
新婦が「結婚式を挙げないと一生後悔する、と言っていた言葉が、
『結婚式を挙げられて一生の思い出になりました』に変わりました」
とお二人とも嬉しそうに涙を浮かべていらっしゃいました。


結婚式、披露宴を行うのは、お二人のタイミングで
きっといつでもいいのだと改めて感じました。


もし、入籍をしたがまだ挙式を挙げていない方、
お子さんも、もう大きくなったからと諦めている方、
きっと一生の宝物になる結婚式、披露宴、
今からでも遅くないと思いませんか?