タップして閉じる

Blog

司会者ブログ

2022.09.30

お父さまを家族の一員として迎えられたご披露宴

(司会:三輪 夏生さんより)

ご披露宴ではスタイルチェンジの際、
エスコート役はご自分にとって大切な方をご指名されます。

打ち合わせの際に新郎は、
養父と、おじいさまと歩かれることを望まれました。

「おじいちゃんと、僕が大学生になった時に母が再婚し 僕から見たら義理の父、
そして僕の3人で歩きたいんです。血は繋がっていなくても
3世代ちゃんと繋がってるよ
、というところを伝えたくって」と新郎。


数年前にご家族になられた新郎のお父さま。
ご家族に大変なことが続いた時期に、お母さまが再婚なさったようです。
いつも明るく励ましてくださる太陽のような方で、
お父さまのおかげで家族みんなが元気になられたのだとか。

しかし未だ お父さまは 新郎兄弟やご親戚の中で
とても気を遣われていたようです。

そんなお父さまの姿を見て、
「結婚式をきっかけにより家族になれれば」
新郎はスタイルチェンジの時間にその想いをこめました。


そして迎えた当日、新郎エスコート役を発表した際、
お父さまは目を丸くされて驚かれ、
おじいさまはそんな親子の姿をご覧になりニコニコ笑顔。

突然のことに興奮冷めやらぬご様子で
前へお越しいただいた際には
司会より新郎からの想いを代読させて頂き、
おじいさまとお父さまにもマイクを通して
今のお気持ちをお話しいただきました。

新郎お父さまは
「〇〇家と結婚させて頂いて、急に大きな子供ができて。
親としての気持ちをたくさん経験させてもらって、
自分の人生にこんな日があるだなんて本当に思いもしなかった。
こっちがたくさんのありがとうって言いたいよ。本当にありがとう」

三輪さんブログ.jpg


遠くに視線を向けると、新郎のお母さまが涙を流されていました。
会場のゲストもそんな姿に胸がいっぱいに。

披露宴を通してお父さまが正式に家族になられた瞬間でした。