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司会の1日

個性の光る男性司会(鈴木智顕)

suzuki01.jpg司会インタビュー/鈴木 智顕(すずき ちあき)

ST:鈴木さんは以前歌のお仕事をしていたんですよね?

鈴木:はい、アカペラグループのベースボーカルで低音パートを担当していました。
ライブ、コンサート、CD制作など10年近く音楽一筋で活動していました。
音楽は好きだったんですが、将来を考えたときに声をいかして今後も長く続けられる仕事に就きたいなと思い始めていたときに出会ったのが結婚式司会でした。


ST:もともとブライダルに興味があったんですか?

鈴木:いえ、実は最初は全く興味がなかったんです (笑) 漠然と「声を活かせる仕事って何だろうなあ」と調べ始めたときに、奥さんから「結婚式の司会もいいんじゃない」といわれてHPで調べてハセガワエスティを知りました。


ST:なるほど、奥さんの勧めがあったんですね!

鈴木:はい。実は、ハセガワエスティに所属した時に子供が出来て父親として頑張らないと!というプレッシャーもありました。
うちは共働きだったので、奥さんにもサポートしてもらいながら司会の勉強を始めて、その頃はよくお腹の子に司会のセリフを聞かせて練習していました。


ST:お子さんもお腹の中で一緒に勉強していたんですね(笑)実際にレッスンやデビュー時に苦労したことはありましたか?

suzuki02.jpg鈴木:実は僕、活舌が物凄く悪かったんです。
音楽をやっていた時代もベースボーカルだったんで「ボンボンボン」しかいってなかったんです(笑)当時からよく噛んでたんですよね。
司会になって、緊張と言い慣れない言葉で更にひどくなってしまって・・(苦笑)
事務所に相談したところ、とにかく基礎を徹底しなさいと社長が特別レッスンをしてくれたんです。
練習を続けるうちに安定して、アドリブの言葉も滑らかに喋れるようになりました。


ST:社長とのマンツーマンレッスンですか!?
スクールだけではなくデビュー後も研修やレッスンがあるんですね。

鈴木:そうなんです。デビューしてみると毎週毎週いろいろ質問や悩みが出てくるんですよね。
ハセガワエスティはデビュー後の研修やフォローがとにかく手厚くて、「どうだった?」「大丈夫?」と教育部の方が声をかけてくれるんです。
いつでもどこでも相談できる環境があるのは本当に良かったです。
僕の講師は男性司会の奥山さんだったんですけど、会場で会うと「最近どう?」と悩み相談にものってくれる良き兄貴です!


ST:音楽の世界から結婚式司会に転身して新たな発見はありましたか?

鈴木:音楽をやっている時は自分が主役で、自分が楽しんでいる姿を見るためにお客様が集まってくる事が嬉しかったんです。
だから、自分がサポートする側のお仕事に関わる中で今まで以上の楽しみを感じられることに驚きました。
後は、今までは我が道を行くという感じだったんですが、最近まわりへの気遣いもできるようになったと家族から言われます。


ST:披露宴の中ではどんな時に楽しさや遣り甲斐を感じますか?

鈴木:やっぱり自分の声を通して会場の一体感を作り上げられた時ですね。
司会台で、ゲストの言葉にならないけれど伝わる空気感や感情をキャッチしてそこに自分が言葉を届けていくという心のキャッチボールが出来ると「よし!」と手ごたえを感じます。
台本通りじゃない自然に生まれるリアリティーが最高です!


ST:まさにライブ空間ですね。是非結婚式司会に興味のある男性へのメッセージをお願いします。

鈴木:女性司会が多い世界だからこそ、男性の個性を生かすチャンスがとても沢山あると思います。
男性というだけで目立つ存在で期待もされるけれど、それに応えられた時のやりがいや充実感が最高で癖になりますよ!
あ、それから新婦さんを含めて綺麗な女性が多いので、それも良いところかも(笑)
僕は個人的に男性司会をもっともっと増やしたいので、興味のある方には尻込みすることなく飛び込んで欲しいです。


ST:これからも鈴木さんの魅力を活かして、沢山の新郎新婦さんに特別な一日を届けて下さい!